アマゾン野郎の日記

デジタルネイティブな子供達の子育て。個人レベルのAWS活用術

S3に対応したWinSCPを使ってみる。

パソコンからS3の中を覗く場合って今までは「Cyberduck」や「CloudBerry Explorer for Amazon S3」
なんかを使っておりましたが、「WinSCP」がS3に対応したとの事で早速試してみました。

IAMで専用アカウントを作成する。

IAMで新規アカウントを作成します。

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マネジメントコンソールからIAMサービスを選択します。
WinSCP用にアカウントを作成します。
今回は「scp-user」で。
AWSマネジメントコンソールにはアクセスしないので、「AWSマネジメントコンソールへのアクセス」はチェック要りません。

IAMで新規アカウントを作成します。

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今回は動作確認したいだけなので、ユーザーに直接ポリシーをアタッチする。
※実運用する場合はアカウント設計をしましょう。
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確認がはいりますので、OKですすむ。
WinSCPの用の認証情報として使うアクセスキーID、シークレットアクセスキーが発行されますのでメモしておきます。

WinSCPをアップデートする。

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Amazon S3プロトコルに対応したのはWinSCP 5.13以上。「ツール」→「バージョン情報」で現行バージョンを確認する。(古い!)

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「ツール」→「WinSCPの更新を確認」でアップデートをする。リリース情報には確かにAmazon S3対応とある。「更新」をクリック。
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結局、公式サイトのブラウザーが開きプログラムのダウンロードを促される。
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ダウンロードしたセットアッププログラムを実行する。
(推奨)を選択。
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「ツール」→「バージョン情報」でバージョンを確認する。(5.13以上になっている!)

WinSCPでS3に繋いでみる。

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(既存の接続情報も引き継がれていて一安心)
「新しいサイト」→「転送プロトコル」のプルダウンで確かに「Amazon S3」が選べる!

↑IAMで作成したアクセスキーID、シークレットアクセスキーをいれる。

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もっさり感も無く快適にS3の中を操作する事が出来た。
S3の階層構造の最上階は「バケット」という単位で管理されるのがWinSCPからみるとまだ、フォルダとして認識されるようだ。
とりあえず、フォルダ(本当はbucket)を作ってみる。

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AWSマネージメントコンソールからも作成したバケットを確認出来たが、米国東部(バージニア東部)リージョンで出来ている。WinSCPの設定を一通りみてみたけど、リージョンを選択する機能はまだ無いみたい。
とりあえずはバケットを作るのはマネージメントコンソールか、CLIで作るのが無難なようだ。

「Cyberduck」や「CloudBerry Explorer for Amazon S3」と比べての優位性は分からない
けど、今まで、使い分けていたソフトをWinSCPに統合出来るので単純に嬉しい。